多くのアンプシミュレーターやマルチエフェクターに搭載されているアンプの「名機」たち。しかし、その豊富な選択肢を前に「どのモデルがどんな音で、どんな歴史を持つのか」をイメージできず、音作りに活かしきれていないユーザーは少なくないであろう。本連載は、ギターアンプの誕生から現代に至るまでの進化の歴史を追いながら、各時代を象徴する代表的なアンプの音響的特徴、得意なジャンル、そしてそのアンプを愛用したアーティストの情報をまとめる。
多くのアンプシミュレーターやマルチエフェクターに搭載されているアンプの「名機」たち。しかし、その豊富な選択肢を前に「どのモデルがどんな音で、どんな歴史を持つのか」をイメージできず、音作りに活かしきれていないユーザーは少なくないであろう。本連載は、ギターアンプの誕生から現代に至るまでの進化の歴史を追いながら、各時代を象徴する代表的なアンプの音響的特徴、得意なジャンル、そしてそのアンプを愛用したアーティストの情報をまとめる。
前回の第04回では、楽曲の土台となる「トラック」の作成と管理について学びました。各トラックがオーディオやMIDI、そしてエフェクト処理の単位となることを理解できたかと思います。第5回となる今回は、いよいよ楽曲制作の重要な手法の一つである「打ち込み」を始めます。打ち込みには「MIDI」というデ
さらなる歪みへの渇望1970年代後半、ハードロックはNWOBHM(New Wave of British Heavy Metal)やLAメタルといったムーヴメントに代表される、よりアグレッシブでテクニカルな「ヘヴィメタル」へとその姿を変貌させつつあった。この音楽的進化は、ギターアンプリファイアに
デジタル時代における「実機」研究の意義現代の音楽制作や演奏の場面において、DSP(Digital Signal Processor)技術を基盤とするギターアンプシミュレーターは、便利なツールとして広く普及している。そしてその形態は、DAW(Digital Audio Workstation)上の
前回の第2回では、DAW「Reaper」をはじめとする、楽曲制作に不可欠なソフトウェア群をコンピューターにインストールしました。あなたのPCには今、強力なサウンドを生み出すための「資材」がすべて揃っている状態です。そして今回、第3回では、ついにそのエンジンを始動させます。Reaperを初めて
ブリティッシュ・サウンドの幕開け1950年代から60年代初頭にかけ、ロックンロールという新たな音楽が米国から英国へ波及した際、現地のミュージシャンたちは米国製Fenderアンプの強烈なサウンドに憧れを抱いた。しかし、当時の英国では戦後の輸入規制の影響により、これら米国製アンプは高価で入手困難な存
大音量化への要求と「壁」の出現1960年代中盤、ロックミュージックの表現形態は、ブルースロックから、よりラウドでアグレッシブなものへと急速に進化していた。コンサートの開催規模は拡大し、ドラムセットの音量も増大する中で、ギタリストは自らの音が埋もれないよう、アンプに対して更なる音量を要求した。